八代市PTA連絡協議会 会長挨拶

日頃より八代市PTA連絡協議会の活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

はじめに、令和8年熊本地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。避難生活や復旧・復興への対応が続く中、不自由な生活を余儀なくされている方々もおられることと存じます。一日も早い復旧と平穏な日常の回復を心よりお祈り申し上げます。また、復旧活動やボランティア活動にご尽力いただいた会員の皆様にも、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

本年度、本協議会では令和8年熊本地震への対応と並行して、運営体制や事務局業務の見直しを進めております。過去の不適切な事務局業務による問題や組織課題を真摯に受け止め、信頼回復に向けた改善に取り組んでおります。今後も透明性の高い運営と適正な事務処理に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

また、8月2日に開催を予定していた令和8年度八代市PTA研究大会では、「防災」をテーマに、学校・地域・PTAの連携や災害時の協力体制について学び合う研修を計画しておりました。氷川町のPTAや、市P連未加入のPTAにも参加を呼びかけ、地域を越えたつながりづくりを目指しておりましたが、直前の地震発生により実施を見送らざるを得ませんでした。

しかし、今回の災害を通して、私たちが学ぼうとしていた「備え」と「つながり」の大切さを改めて実感することとなりました。学校、家庭、地域、そしてPTA同士が日頃から顔の見える関係を築いておくことは、非常時に子どもたちと地域を守る大きな力になります。

PTA連絡協議会の役割も、まさにそのような横の連携を支えることにあります。各校の単位PTAだけでは得られない情報や実践事例を共有し、学校や校区の垣根を越えて学び合うことで、それぞれの活動をより良いものへと発展させることができます。子どもたちを取り巻く課題が複雑化する今だからこそ、互いに支え合うネットワークの価値を改めて見つめ直したいと考えています。

近年、PTAの在り方について様々な議論がなされています。確かに、時代や保護者の実情に合わない運営が負担感につながっている例もあります。しかしPTAには、学校支援だけではなく、保護者や地域が共に学び成長する「社会教育」の場としての大切な役割があります。大人が協力し、地域や学校の課題について考え行動する姿は、子どもたちへの何よりの教育となり、学校だけでは不足してしまう側面を補う力にもなっていきます。

たとえ組織の形が変わったとしても、子どもたちの学びや生活を支え、学校と地域をつなぐ仕組みそのものは必要です。その役割を果たし続けるためにも、運営の適正化と透明性の向上を進め、誰もが安心して参加できる組織づくりに努めてまいります。

運営に携わってこられた方々が残された連絡協議会や単位PTAの良い部分やエッセンスを残しつつ、これからも形を変えてながら共有財産として関わる会員や地域のためになる事業を諦めずに検討を重ねて、熊本地震の教訓を風化させることなく、人と人とのつながりを大切にしながら、子どもたちの健やかな成長と地域の未来のために歩みを進めてまいります。

今後ともご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

会長 川尾 勇達

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